二次イオン質量分析ラボラトリー

国立極地研究所 極域科学資源センター
〒190-8518 東京都立川市緑町10-3

二次イオン質量分析ラボラトリー概要 // Shrimp Labo Info

国立極地研究所 極域科学資源センター 二次イオン質量分析ラボラトリー (SHRIMPラボラトリー)

大型二次イオン質量分析計であるSHRIMP(高感度高分解能イオンマイクロプローブ)と、Selfrag(高電圧パルス選択性粉砕装置)などの岩石試料処理設備を管理・運営しています。

SHRIMPは、数~数10マイクロメートルの微少領域における高精度・高確度な同位体分析が可能な質量分析計です。SHRIMPラボラトリーでは、シングルコレクター型SHRIMP IIeとマルチコレクター型SHRIMP IIe/AMCの2台を管理・運営し、極域科学発展と地球科学全般への貢献を目指し、試料の分析や分析技術改良・開発などに取り組んでいます。U-Pbジルコン年代学や多様な鉱物の微量元素存在度分析、酸素などの安定同位体分析では、世界でも有数の分析精度を誇ります。

また、大学共同利用設備として幅広い分野の研究者に分析の場を提供しております。受託試験も実施しておりますのでお気軽にご連絡ください。

データ(使用実績) // Data

SHRIMP
  共同利用実績 稼動実績  
年度 使用日数 内  訳     備 考
内部 外部
(日) (%) (日) (%) (日) (%) (日) (%)
H30年度 130 35.6 80 61.5 50 38.5 332 39.2  
H29年度 156 42.7 47 30.1 109 69.9 277 56.3  
H28年度 129 35.3 35 27.1 94 72.9 332 38.9  
H27年度 95 26.0 18 18.9 77 81.1 341 27.9  
H26年度 145 39.7 38 26.2 107 73.8 295 49.2 新規SHRIMP試験運用のため使用期間減少
H25年度 199 54.5 18 9.0 181 91.0 288 69.1 部屋改修工事のための使用期間減少
H24年度 298 81.6 57 19.1 241 80.9 356 83.7  
H23年度 301 82.2 86 28.6 215 71.4 329 91.5  
H22年度 154 42.2 63 40.9 91 59.1 285 54.0  
H21年度 83 39.2 50 60.2 33 39.8 161 51.6 半年間の利用実績
Selfrag
年度 使用日数 試料数 総重量 総パルス数 備 考
(日) (個) (kg) (回)
H30年度 19 58 25 48348  
H29年度 23 107 118 137227  
H28年度 50 215 118 -  
H27年度 38 146 67 -